本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
T&S宇都宮整体院の鈴木です。
今回は膝痛を主訴に来院された患者様をモデルに膝痛患者様へ向けたブログを書いていきたいと思います。
この記事の目次
新患情報
本日来院された患者様の症状について簡単にまとめました。
・60代女性
・5年前から右膝の痛みがあり、現在はかばっていた左の膝も痛くなり歩くことに恐怖心がある
・歩行時に両ひざの内側部に痛みが走る
・自分では膝上(大腿四頭筋)の筋力不足が原因だと思い込んでいる
・整形外科では軟骨が擦れ減っているのと炎症があると言われたが特に骨には異常がないとのこと
・地元の整骨院で「治りますよ?」という言葉を信じて1年以上通院したが、痛みの改善は見られなかった
・立ち上がり動作や膝を曲げるときにコキっと音が鳴り膝に激痛が走る
来院直後の歩行動作(問診前)
新患さんに来院直後の状態を確認するために歩行テストを行いました。
今日の新患さんもかばいながら歩いているという特徴がみられました。
・歩幅が狭くなり、膝も完全には伸ばさずに歩いている
・肩に力が入り、歩行時に痛みに対して恐怖心がみられる
・歩行時に腕が振れていない
全体的に痛みに恐怖心があり力んでいるような印象があり、かばっていることで自分自身の痛みを倍増させている印象がありました。
問診の中で、今までの治療法をを否定し、患者様の不安や悩みを術者側が整理してまた患者様にフィードバックすることで患者様の頭のブロックが外れ歩行時の痛みがなくなりました。
問診後の歩行動作
数分の問診後にまた歩行テストを行いました。
とても、術者の説明に耳を傾けてくれて治したいという熱の強い患者様でしたので、問診の中盤くらいからもうブロック外れたなと手ごたえを感じていました。
本人も痛みなく歩けたという事実からきれいに今までの思い込みの部分のブロックが外れてくれました。
歩行動作の後に顔色が一気に明るくなり、来院時とは別人のような表情になりました。
考え方➡行動➡結果
考え方が変わると日常の行動が変わってきます。
行動が変わると結果が変わってきます。
患者様はもちろん治らない結果を治るに変える為に来院されますが、結果だけしか見ていなく考え方は変えたくないという患者様もいらっしゃいます。
これでは、結果は変わりません。
なので、患者様との問診の中で患者様に響くであろうキラーワードを見つけて患者様がイメージをしやすく納得のできるような形で今までのもやもやを晴らしてあげます。
そうすることで、自分自身の身体に敏感になり日常動作も変わってきます。
その結果治るといった患者様の望む結果になります。
術者はいかにここに導いてあげるのかを意識して施術をしなくてはいけません。
施術後&テーピング後
問診の時点で8割方の痛みは取れていますので、5分~10分マッサージをして、膝の恐怖心を緩和させるためにキロテープにてテーピングをしました。
半月板テープに内側部痛があったので切れ込みを入れスリットと合わせて3Ðテープを張らせて頂きました。
膝伸展時はこのような感じです。
しっかりとシワが寄っていて皮膚を持ち上げてくれています。
テーピング後に5年間悩まされていた痛みが10⇒1に変化しました。
問診のみで症状が改善する当院の問診の秘密をお教えします。
今回ブログに私と同じような膝の痛みに苦しんでいる人助けになればとご協力くださいました。
新患様には心よりお礼申し上げます。
当院は膝痛専門の整体院です。
当院では、二つのポイントを重視して治療を行います。
一つ目筋肉です。
膝の関節はとても筋肉に依存した作りをしています。膝蓋骨(膝のお皿)を大腿骨(太ももの骨)にくっつけているのは四頭筋(膝上の筋肉)が膝蓋骨を包み込みお互いの骨を引き寄せてくれているからなのです。
ですが、膝関節は筋肉に依存しているために膝回りの筋肉が疲労により固くなってしまうだけで膝の可動域が著しく低下してしまいます。
ですから、当院では、日本古来から続く筋膜治療「かっさ」を使って筋肉を緩めていきます。
女性の方ですと「かっさ」という言葉は小顔エステなどの雑誌の記事で聞いたことがあると思います。
この日本古来からの「かっさ治療」ですが、近年「筋膜リリース」というような名前で知名度を上げてきました。
NHKのためしてガッテンでも特集され、雑誌などでも専用の記事が掲載されるほど注目を集めています。
筋膜リリースとは?
筋肉は薄い筋膜という膜につつまれています。その膜は全身を覆っていてイメージとしては全身タイツのようなものだと思ってください。
その筋膜に捻じれや歪み重なりなどが起こると体の動きが制限され、その場所の血流も低下し痛みが発生します。これが一般的に言われるコリです。
この筋膜の重なりや歪みをかっさの道具を使いアイロンでしわを伸ばすように伸ばしていきます。
そうすることで、歪みが改善され、今まで取れなかった筋肉の固さが改善されます。
残りの二つ目のポイントは「考え方」です。
人間は頭が良すぎる為に痛みを予想してしまうことがあります。
例えば、人はボールなどが自分に向かって飛んできたときに無意識に先の痛みを予測して体の筋肉を硬直させて当たった時の痛みに備えるような動きをします。
これと同じことを膝関節でもおこなってしまっているのです。
過去の膝を曲げた時の痛いという記憶が脳の端っこに残っていると、無意識に膝の関節に力が入ります。上記でも述べたように膝の関節は筋肉に依存しているので、膝に力が入ると筋肉が収縮して膝関節の隙間が狭くなります。狭い状態で膝を曲げるのですから痛みは通常時と比べ起こりやすくなります。
簡単にまとめると
①膝の痛みを怖がって筋肉に力が入る。
②筋肉が緊張することで膝関節の隙間が狭くなる。
③狭くなった関節に筋肉、軟部組織、軟骨などが挟まり痛みが発生する。
④痛みが発生することで膝を曲げるときの恐怖心が増す。
この負のスパイラルを繰り返してしまっては治るものも治りません。
まずは、自分の現状況を理解し、今まで治らなかった考え方を変えてみませんか?
本気で膝の痛み・変形性膝関節症を治したいあなたへ
あなたが本気で「膝の痛み・変形性膝関節症」を治したいと考えているのなら、本気で向き合ってくれる先生のところでしっかりと根っこの部分から治療をしないといけません。
変形性膝関節症は重度になるとひとりで歩くことも困難になってしまうやっかいな疾患です。
本気で治すという気持ちがないと、治療が中途半端になってしまって治ることはありません。
当院では、初診時に患者様の今までの治らない後ろ向きな考え方を捨ててもらい。
共通の目標を設定します。
二回目の来院時にお互いに話し合い治療プランを患者様へお話しし、階段を一歩づつ上っていくようにしっかりとプラスに向かっていく治療をさせていただきます。
今までの整骨院のような、
・治療効果もその場だけ
・どのくらいのペースで通えばよいのかわからず毎日通っている
・治る希望が見えずいつも途中で治療をやめてしまう
上記のようなことは、当院では心配ありません!!
治療効果も今どの段階でどのように良くなっていくのかを毎回患者様へ共有します。
治療ペースも毎日無意味に通わせることはありません!!患者様の症状により前後はありますが平均週1での来院をご提案させていただいています。
しっかりと患者様に治療の意味現段階での目的今後の治療などもお伝えするので、患者様が治療の中で心が折れてしまうことはありません。
今までとは違う、あなたにあったオーダーメイドの治療で「膝の痛み・変形性膝関節症」のお悩みを解決したいとお考えであれば、是非当院へお越しください。
本気で「膝の痛み・変形性膝関節症」を治したいという方は下記のURLへお進みください。
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