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本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
T&S宇都宮整体院の鈴木です。
県内の小中学校は9日から始業式のところが多いですね。
自営だとなかなか4月という感覚はないですが、患者様からのお話で4月なんだな~と自分の学生時代の始業式と重ねて懐かしく思っている今日この頃です。
本日はO脚の患者様に今のうちから気を付けなくてはいけないことについてブログを書かせて頂きます。
O脚は変形性膝関節症の引き金になりやすい!!
日本人の大半はO脚の傾向があると言われています。
O脚では、膝の関節の内側に強い力がかかりますから、内側の関節軟骨がすり減って変形性膝関節症になりやすく、多くは膝の内側に痛みが出てきます。
このように、O脚気味の人は変形性膝関節症になる可能性が高くなりますから、膝の健康を保つようなエクササイズを行っていくことをおすすめします。
O脚で膝の内側にかかるストレスをなるべく軽減するために、股関節の外転筋である中殿筋を鍛えることをおすすめします。
中殿筋のトレーニング「横上げ体操」
骨盤から大腿骨横の出っ張りにかけて扇形に広がるのが中殿筋です。
この筋肉は骨盤が左右に傾くのを防ぐ働きがあります。
中殿筋が弱いと骨盤が傾き、膝の内側に負担がかかって症状を悪化させることになります。
横上げ体操は骨盤を安定させる中殿筋を鍛えます。
横になった状態で手は楽な位置に置き、下になった足の股関節と膝関節を曲げ、上になった足を伸ばして床に置きます。
その姿勢から床に置いた上の足をゆっくり30センチくらい上げて5秒間静止して、ゆっくりと床まで下ろします。
2~3秒休んで、同じ動作を行います。これ20回繰り返し、片側が終わったら反対側を同じく20回行います。
筋力が付いたら、徐々に静止時間を長くして回数は減らして、15秒静止して10回くらいにします。
しっかり上で静止して、ゆっくりと足を下ろしましょう。
O脚ではないのに膝の内側が痛むケース
患者様の中には必ずしもO脚になっている方ばかりではありません。
中には、O脚ではなく見た目上変形が見られなかったり、逆にⅩ脚(内反膝)になっている患者様もいらっしゃいます。
そのようなケースの患者様は縫工筋という筋肉の硬さが原因としてあげられます。
皆さんは縫工筋という筋肉をご存知でしょうか?
■縫工筋(ほうこうきん)
骨盤前部に起点を発し、腿の内側を通り膝の内側から膝下まで走る長い筋肉です。一つの筋肉としては人体中もっとも長い筋です。股関節、膝関節の屈曲に関っており、膝の内側に違和感がある場合は、この筋肉をストレッチします。
特に、あぐらをかく際に膝の内側に痛みを感じる方はこの縫工筋が原因の可能性が高いです。
縫工筋は鵞足炎にも関係する。
膝の内側部の痛みの疾患で鵞足炎が有名ですが
鵞足炎とは、
半腱様筋腱(はんけんようきんけん)
薄筋腱(はっきんけん)
縫工筋腱(ほうこうきんけん)
この3つの脛骨(けいこつ)の近位内側にまとまって付着・停止している腱を総称して鵞足と呼び、この部分に起こる炎症を鵞足炎といいます。
鵞足炎は膝の内側部の痛みが特徴ですが、ここにも縫工筋が出てきていますね。
膝の内側部痛と縫工筋はとても密接な関係があります。
当院を来院される患者様の中にも、膝の内側部痛を訴える患者様がいらっしゃいます。
そのような患者様に
「いままで、整骨院などでどのような治療をしてきましたか?」と伺うと、
大体は「膝に電気をかけて、膝のマッサージ」と答えます。
今まで、整骨院などで治療をされてきて、膝の内側が痛いと伝えると、膝ばかりの治療をしませんでしたか?
だから治らないのです。
しっかり原因の縫工筋を緩めてあげると9割の患者様は痛みが改善されます。
膝ということばかりが先行してしまい、膝以外の筋肉が盲点になってしまっているのです。
当院は膝痛専門の整体院です。
当院では、二つのポイントを重視して治療を行います。
一つ目筋肉です。
膝の関節はとても筋肉に依存した作りをしています。膝蓋骨(膝のお皿)を大腿骨(太ももの骨)にくっつけているのは四頭筋(膝上の筋肉)が膝蓋骨を包み込みお互いの骨を引き寄せてくれているからなのです。
ですが、膝関節は筋肉に依存しているために膝回りの筋肉が疲労により固くなってしまうだけで膝の可動域が著しく低下してしまいます。
ですから、当院では、日本古来から続く筋膜治療「かっさ」を使って筋肉を緩めていきます。
女性の方ですと「かっさ」という言葉は小顔エステなどの雑誌の記事で聞いたことがあると思います。
この日本古来からの「かっさ治療」ですが、近年「筋膜リリース」というような名前で知名度を上げてきました。
NHKのためしてガッテンでも特集され、雑誌などでも専用の記事が掲載されるほど注目を集めています。
筋膜リリースとは?
筋肉は薄い筋膜という膜につつまれています。その膜は全身を覆っていてイメージとしては全身タイツのようなものだと思ってください。
その筋膜に捻じれや歪み重なりなどが起こると体の動きが制限され、その場所の血流も低下し痛みが発生します。これが一般的に言われるコリです。
この筋膜の重なりや歪みをかっさの道具を使いアイロンでしわを伸ばすように伸ばしていきます。
そうすることで、歪みが改善され、今まで取れなかった筋肉の固さが改善されます。
残りの二つ目のポイントは「考え方」です。
人間は頭が良すぎる為に痛みを予想してしまうことがあります。
例えば、人はボールなどが自分に向かって飛んできたときに無意識に先の痛みを予測して体の筋肉を硬直させて当たった時の痛みに備えるような動きをします。
これと同じことを膝関節でもおこなってしまっているのです。
過去の膝を曲げた時の痛いという記憶が脳の端っこに残っていると、無意識に膝の関節に力が入ります。上記でも述べたように膝の関節は筋肉に依存しているので、膝に力が入ると筋肉が収縮して膝関節の隙間が狭くなります。狭い状態で膝を曲げるのですから痛みは通常時と比べ起こりやすくなります。
簡単にまとめると
①膝の痛みを怖がって筋肉に力が入る。
②筋肉が緊張することで膝関節の隙間が狭くなる。
③狭くなった関節に筋肉、軟部組織、軟骨などが挟まり痛みが発生する。
④痛みが発生することで膝を曲げるときの恐怖心が増す。
この負のスパイラルを繰り返してしまっては治るものも治りません。
まずは、自分の現状況を理解し、今まで治らなかった考え方を変えてみませんか?
本気で膝の痛み・変形性膝関節症を治したいあなたへ
あなたが本気で「膝の痛み・変形性膝関節症」を治したいと考えているのなら、本気で向き合ってくれる先生のところでしっかりと根っこの部分から治療をしないといけません。
変形性膝関節症は重度になるとひとりで歩くことも困難になってしまうやっかいな疾患です。
本気で治すという気持ちがないと、治療が中途半端になってしまって治ることはありません。
当院では、初診時に患者様の今までの治らない後ろ向きな考え方を捨ててもらい。
共通の目標を設定します。
二回目の来院時にお互いに話し合い治療プランを患者様へお話しし、階段を一歩づつ上っていくようにしっかりとプラスに向かっていく治療をさせていただきます。
今までの整骨院のような、
・治療効果もその場だけ
・どのくらいのペースで通えばよいのかわからず毎日通っている
・治る希望が見えずいつも途中で治療をやめてしまう
上記のようなことは、当院では心配ありません!!
治療効果も今どの段階でどのように良くなっていくのかを毎回患者様へ共有します。
治療ペースも毎日無意味に通わせることはありません!!患者様の症状により前後はありますが平均週1での来院をご提案させていただいています。
しっかりと患者様に治療の意味現段階での目的今後の治療などもお伝えするので、患者様が治療の中で心が折れてしまうことはありません。
今までとは違う、あなたにあったオーダーメイドの治療で「膝の痛み・変形性膝関節症」のお悩みを解決したいとお考えであれば、是非当院へお越しください。
本気で「膝の痛み・変形性膝関節症」を治したいという方は下記のURLへお進みください。
https://suzutatsu-seitai.com/symptom_menu/%e8%86%9d%e3%81%ae%e7%97%9b%e3%81%bf