首のヘルニア?
ヘルニアと言って一番思い浮かぶのは腰かもしれませんが、ヘルニアには、腰以外にも種類があります。
ヘルニアの種類
・腰椎椎間板ヘルニア
・頸椎椎間板ヘルニア
・鼠経ヘルニア
・臍ヘルニア
・横隔膜ヘルニア
・食堂裂孔ヘルニア
・脳ヘルニア
などがあります。
その中でも、今日は腰の次に多い首のヘルニア頸椎椎間板ヘルニアについてお話をしていきます。
頸椎椎間板ヘルニアとは
椎間板は背骨と背骨にサンドイッチされた具のようなもので、クッションと潤滑剤の役割を果たしています。この椎間板の“具”がつぶれてはみ出た状態を椎間板ヘルニアと呼びます。
椎間板ヘルニアには二種類があります。
一つは脱出型、もう一つは膨隆型(ぼうりゅう-がた)と呼ばれるもので、それぞれ特徴があります。
脱出型
椎間板は、柔らかい髄核(ずいかく)を、硬い繊維輪(せんいりん)で包んで保護する形になっています。
繊維輪は硬い事は硬いのですが、あまり無理をさせるとヒビが入ることがあります。
そのヒビから髄核が外に脱出してしまったものを脱出型と呼びます。
大抵はヒビが入った瞬間に脱出も起こるので、急激な痛みなどを伴うのが特徴ですが、膨隆型に比べると症状の改善が早いと言われています。
膨隆型
ずっと同じ姿勢でいると、腰椎はいつも同じ重量を受け続けます。すると、髄核は上からの重量で押され続け、繊維輪に圧迫を加えます。
やがて、圧迫に耐えかねた繊維輪の一部が変形して突出することがあります。
この突出部分が脊髄の神経を圧迫することによって、痛みなどの症状がでてきます。これを膨隆型と呼びます。
繊維輪そのものが変形してしまうので、長期化することが多いのですが、圧迫量は脱出型より少ないので症状が弱い特徴があります。
まとめ
脱出型・・・急激な痛みなどを伴うが症状の改善が早い
膨隆型・・・症状は軽度だが、長期化する場合が多い
追伸
ヘルニアは60%がヘルニアではないと言うデータが医学会のデータであります。
もともと日本人は生まれつき腰椎の4番と5番の間(ヘルニアの好発部位)が先天的に狭いとの報告があり、全国民の60%は生まれつき腰椎の間が狭いらしいのです。
次に腰痛についての話です。
腰痛は全国民の90%以上が経験があると言うアンケートがあります。
そんな多くの患者がいる腰痛ですが、医学的に言うと80%は原因不明だそうです。
だから、病院へ行っても
「年齢」
「体重」
「生活習慣」
などのフワッとしたもので片付けられてしまいます。
前者と、後者の話を聞いて私が感じたのは、原因不明の腰痛で病院へ行った人がいるとします。
そうするとだいたい最初にレントゲンに通されますよね。
そうすると
「腰椎の4番と5番の間が狭い!!」
だからヘルニアと診断を受けている人がいます。
もともとの生まれつきの腰椎の狭さを原因不明の腰痛の際に2つが繋がり、
ヘルニアという誤った診断をされている方が僕の診ている患者様には多いように感じます。
これは、首でも同じことが言えます。実際首のヘルニアと診断させた患者様も一回の手技で変化が出ています。
本当に骨の変形なら指先だっけの弱い刺激で変化が出るでしょうか?
ここで私はあなたに問います、、、
本当にその痛みはヘルニアの痛みなのでしょうか?
その原因を宇都宮T&S整体院では患者様と一緒に全力で見つけて行きます。
病院で手術を進められているのなら
一度当院で私に施術させてください。
そのヘルニアは誤った診断かもしれません。
本当に腰の痛みで悩んでる。1日でも早く痛みを取りたい。
そんな患者様を当院ではいつでもお待ちしております。