変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症は、老化や肥満、外傷など、様々な原因から、ひざ関節にかかる負担に耐えられず、ひざの関節軟骨がすり減ったり変形したりすることが元で起こる、ひざの痛みや障害を生ずる疾患です。中高年になって「ひざが痛くなる病気」と言えば大多数は「変形性膝関節症」ともいえます。
「変形性膝関節症」は通常、関節の上の骨である大腿骨(太ももの骨)と、下の骨である脛骨(すねの骨)の間に多く起こります。
変形性膝関節症の症状
・立ち上がって歩き始めるときにひざがこわばる
・歩くとひざが痛む/走るとひざが痛む
(歩くだけでも痛む方が程度が重い)
・長時間歩くとひざが痛む
・階段を上り下りするときひざが痛む
・ひざに水がたまって腫れる
・ひざのO脚が強くなってきた
・ひざが曲がりにくくなり正座ができない
・ひざが完全に伸ばせない
・ひざを動かしたり歩くとギシギシ音がする
・立ち上がるまで5分くらい時間がかかるようになった
変形性膝関節症の特徴として、立ち上がる際時や歩きだす際に痛みがある=可動痛があります。
動くのをやめて安静にしていると次第に痛みが消えます。症状が進むと休んでもすぐには痛みはとれなくなりますが、安静にしていると徐々に痛みは消えていきます。
注)慢性関節リウマチなどの場合は安静にしていても痛む=安静時痛があります。
いろいろな病院、整骨院で見てもらったが治らないのはなぜか?
膝が痛いと訴える患者様の多くは、頭(脳)で痛みを作っている場合が多いです。
人間は頭が良すぎる生き物なので、過去に痛みがあるとその記憶が頭の片隅に残ります。
すると、無意識にですが痛みを感じた動きをしようとすると筋肉に力が入ります。
筋肉に力が入ると関節の動き悪くなり、隙間が狭くなります。
このことから、通常と比べて膝の動きは悪くなります。
さらに、左膝が痛い人は、左膝をかばって左足を曲げるときに少し外に開いてしまいます。
そうすると、膝というのは蝶番関節(ちょうつがいのような動きの関節)なので、真っすぐ曲げるのには適していますが、ひねって曲げるのには適していません。
このように、痛みを覚えてしまって、自分自身で、曲がらないような形を作ってしまっています。
そうすることで、痛みの恐怖心が積りに積もって膝を曲げれなくなってしまいます。
だからこそ考え方を変えることが大切なのです。
今まで、どこに行っても治らなかったのなら一度考えを変えてみませんか?
当院では、そのような膝の痛みに悩む患者様からの連絡をお待ちしています。
私と一緒に向き合いましょう、私はあなたの一歩を待っています。