本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
宇都宮T&S整体院の鈴木です。
宇都宮も少しづつ暖かい日が増えてきましたね。
気温が上がると身体の調子も上がってくると思いますが、油断せずにしっかりと身体のメンテナンスを忘れずにおねがいします。
本日は「膝の水を抜き続けるあなたへ」についてブログを書いていきたいと思います。
この記事の目次
過去に膝の水を抜いたことのあるあなたへ
膝の痛みの患者様の多くは整形外科で注射器による膝への注射による水を抜く処置を経験しています。
もしかしたら、このブログをご覧のあなたも水抜きの処置を受けたことがあるかもしれません。
私も高校時代現役バリバリでレスリングへ明け暮れていた時は練習終わりに地元の整形外科へ行き膝の水を抜くことが当たり前になっていました。
では、そもそも水とは何なのでしょう?
なぜ水は溜まるのか?
整形外科はなぜすぐに水を抜きたがるのか?
なぜ整形外科の治療では治らないのか?
について書いていきたいと思います。
そもそも水って何?
よく膝に水が溜まるということを耳にすると思います。
そもそも水って何なのでしょう?
膝の水は、正式な名前は「関節液」といい、関節液は関節を包んでいる膜 (関節腔) に入っており、骨の先端の軟骨に栄養を与えたり関節のスムーズな動きのための潤滑油のような役割をしています。
では、水が溜まってるほうが動きがいいのでは?と思いますよね。
でも実際膝に水が溜まると関節の中はパンパンになってしますので、曲げ伸ばしなどの動きが制限されます。
なぜ水が溜まるのか?
膝の関節液(水)を作っている細胞は、膝の関節中に異物が入り込むと関節液中に含まれる酵素で異物を除去しようとします。
そうして、膝の中の関節液が増えることで、一般的に言われる水の溜まった状態になります。
異物の量が多ければそれだけたくさんの関節液がつくり出されることになります。また、そうなると自らつくり出した酵素にも刺激を受けて滑膜はどんどん潤滑液をつくり出します。
そうしてますます膝に水がたまっていくのです。
水が溜まりやすい人とは?
1 50才以上の人
2 女性に多くみられる
3 0脚に多い・・0脚気味の人は通常よりさらに体重が内側にかかりやすく、ますます片側の軟骨がすり減ります。
4 過去のケガや職業も関係する・・足にねんざや骨折の経験があったり膝を酷使する農業などの職種は要注意です。
5 負担をかける肥満・・重い体重によって軟骨がすり減りやすくなっています。
整形外科ですぐに水を抜きたがる理由
整形外科を膝の痛みで受診するとすぐに水を抜きたがります。
ではなぜ、整形外科ではすぐに水を抜きたがるのか?
それは、水を抜く方が、患者様の変化が大きくその場で治療効果がわかりやすいからです。
ですが、この効果は長くは続きません。
人によって個人差はありますが、水を抜いてもまた水が溜まってしまう方が多くいらっしゃいます。
当院を受診される患者様も最初は良かったが何度も通っていく中で
その場しのぎで良くなっていないのではないか?
このまま死ぬまで通わなくではいけないのではないか?
などの不安を持たれて来院される患者様が多くいらっしゃいます。
なぜ、整形外科の治療で改善しないのか?
それは、水の溜まってしまった根っこの部分の原因を取り切れていないからです。
最初にも書きましたが膝の水は関節内の潤滑油であり、クッションです。
何かのきっかけで関節内のクッションが少なくなり骨と骨が擦れると水が溜まりますが、この水は骨と骨を守るためのクッションです。
ですが、水を抜くということはせっかく身体が作ってくれたクッションを抜いてしまう行為なのです。
極力は水は抜かずに自然に吸収されるのを待ったほうがいいですが、水が溜まっている間は関節がパンパンになり膝の動きが制限されます。
生活動作や仕事動作の中で膝の曲げ伸ばしの多い方は抜かないと通常の生活が送れないので仕方なく抜きます。
そもそもの根っこの原因がわからないと患者様も気の付けようがありません。
根っこの部分が日頃の姿勢なのか、立ち方の癖なのか?それか身体の他の部位に問題があるのかをしっかりとご自身で理解されないと改善できる症状もズルズルと根深いものになってしまいます。
当院での膝の水に対する改善方法
当院ではテーピングによる治療で膝の水に対する処置をしています。
テーピングのリンパテープと呼ばれる特殊な貼り方で患者様のご自身で身体を治そうとする自然治癒力を高め膝の水の吸収を促します。
ご自身でも行えるセルフケア
・局所を安静に保つ
動かすとまた膝に負担をかけて症状が増してしまいます。しかし寝たきりになると膝の筋肉が落ちてしまうので痛くならない程度の動作におさえるようにしましょう。
・冷やし、その後にあたためる
腫れたり熱ばんだりしている時期は氷のうなどで冷やし、炎症を抑えます。冷やすことによってたまった関節液の排水が促されます。その後はお風呂などであたためるとよいでしょう。
当院は膝痛専門の整体院です。
当院では、二つのポイントを重視して治療を行います。
一つ目筋肉です。
膝の関節はとても筋肉に依存した作りをしています。膝蓋骨(膝のお皿)を大腿骨(太ももの骨)にくっつけているのは四頭筋(膝上の筋肉)が膝蓋骨を包み込みお互いの骨を引き寄せてくれているからなのです。
ですが、膝関節は筋肉に依存しているために膝回りの筋肉が疲労により固くなってしまうだけで膝の可動域が著しく低下してしまいます。
ですから、当院では、日本古来から続く筋膜治療「かっさ」を使って筋肉を緩めていきます。
女性の方ですと「かっさ」という言葉は小顔エステなどの雑誌の記事で聞いたことがあると思います。
この日本古来からの「かっさ治療」ですが、近年「筋膜リリース」というような名前で知名度を上げてきました。
NHKのためしてガッテンでも特集され、雑誌などでも専用の記事が掲載されるほど注目を集めています。
筋膜リリースとは?
筋肉は薄い筋膜という膜につつまれています。その膜は全身を覆っていてイメージとしては全身タイツのようなものだと思ってください。
その筋膜に捻じれや歪み重なりなどが起こると体の動きが制限され、その場所の血流も低下し痛みが発生します。これが一般的に言われるコリです。
この筋膜の重なりや歪みをかっさの道具を使いアイロンでしわを伸ばすように伸ばしていきます。
そうすることで、歪みが改善され、今まで取れなかった筋肉の固さが改善されます。
残りの二つ目のポイントは「考え方」です。
人間は頭が良すぎる為に痛みを予想してしまうことがあります。
例えば、人はボールなどが自分に向かって飛んできたときに無意識に先の痛みを予測して体の筋肉を硬直させて当たった時の痛みに備えるような動きをします。
これと同じことを膝関節でもおこなってしまっているのです。
過去の膝を曲げた時の痛いという記憶が脳の端っこに残っていると、無意識に肩の関節に力が入ります。上記でも述べたように膝の関節は筋肉に依存しているので、膝に力が入ると筋肉が収縮して膝関節の隙間が狭くなります。狭い状態で膝を曲げるのですから痛みは通常時と比べ起こりやすくなります。
簡単にまとめると
①膝の痛みを怖がって筋肉に力が入る。
②筋肉が緊張することで膝関節の隙間が狭くなる。
③狭くなった関節に筋肉、軟部組織、軟骨などが挟まり痛みが発生する。
④痛みが発生することで膝を曲げるときの恐怖心が増す。
この負のスパイラルを繰り返してしまっては治るものも治りません。
まずは、自分の現状況を理解し、今まで治らなかった考え方を変えてみませんか?
本気で膝の痛み・変形性膝関節症を治したいあなたへ
あなたが本気で「膝の痛み・変形性膝関節症」を治したいと考えているのなら、本気で向き合ってくれる先生のところでしっかりと根っこの部分から治療をしないといけません。
変形性膝関節症は重度になるとひとりで歩くことも困難になってしまうやっかいな疾患です。
本気で治すという気持ちがないと、治療が中途半端になってしまって治ることはありません。
当院では、初診時に患者様の今までの治らない後ろ向きな考え方を捨ててもらい。
共通の目標を設定します。
二回目の来院時にお互いに話し合い治療プランを患者様へお話しし、階段を一歩づつ上っていくようにしっかりとプラスに向かっていく治療をさせていただきます。
今までの整骨院のような、
・治療効果もその場だけ
・どのくらいのペースで通えばよいのかわからず毎日通っている
・治る希望が見えずいつも途中で治療をやめてしまう
上記のようなことは、当院では心配ありません!!
治療効果も今どの段階でどのように良くなっていくのかを毎回患者様へ共有します。
治療ペースも毎日無意味に通わせることはありません!!患者様の症状により前後はありますが平均週1での来院をご提案させていただいています。
しっかりと患者様に治療の意味現段階での目的今後の治療などもお伝えするので、患者様が治療の中で心が折れてしまうことはありません。
今までとは違う、あなたにあったオーダーメイドの治療で「膝の痛み・変形性膝関節症」のお悩みを解決したいとお考えであれば、是非当院へお越しください。
本気で「膝の痛み・変形性膝関節症」を治したいという方は下記のURLへお進みください。
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