本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
T&S宇都宮整体院の鈴木です。
本日も当院へ来院して下さった膝痛の患者様をモデルにブログを書いていこうと思います。
この記事の目次
患者プロフィール
・60代女性
・1週間前から歩けなくなってしまった
・正座が出来ない
・悪天候の時は膝の痛みが悪化する
・立ち上がる時は膝の恐怖心があり、つかまるものがないと立ち上がれない
・整形外科でのレントゲンで軟骨がすり減っていると言われた
・痛み止めを飲み膝に注射を打っても全く効果がない
・農家の為に身体を酷使し続けたことが原因だと考えている
・痛みが取れずに夜も満足に眠れない
・お風呂に入ると多少痛みは和らぐ
来院直後の患者様の歩き方をご覧ください
今回の患者様は歩くことに対してとても恐怖心が有り、私が歩いて下さいと言ったときにも歩く前から歩けませんとおっしゃっていました。
ですが、頑張って歩いてみてくださいと歩いてもらうと次のようなかばっている動作がみられました。
・恐怖心から腕が振れていない
・歩幅を狭く膝を曲げて歩いている
・全体的に動きがゆっくり動いている
・腰周りの動きが固く骨盤が動いていない
この4つのかばっている動きの何が悪いのかをこれから解説していきます
なぜ、恐怖心から腕が振れていないとダメなのか?
歩行時に腕が振れていないということは肩に力が入っているということになるので同じ歩く動作でも無駄な力が入っているということになるので筋肉も疲労しやすくなります。
さらに、腕を振ることにより、振り子の原理で歩く際に推進力という歩くときに背中を押すような力が加わり歩く負担が減るので歩きやすくなります。
なので、腕を振ることにより、身体に対する負担を少なく歩くことが出来るようになります。
なぜ、歩幅を狭く膝を曲げて歩いているとダメなのか?
患者様の中では、膝をかばうために膝のクッションを使い膝を曲げてなるべく動きを少なくするために歩幅を狭く歩く患者様がいらっしゃいますが、実はこの歩き方かばっているようで通常時よりも膝に対する負担のかかる歩き方になってしまっているのです。
人間の身体は膝を曲げることで腿の前の大腿四頭筋と呼ばれる筋肉が意識をしなくても緊張してしまいます。
この大腿四頭筋の緊張が膝の痛みと密接に関係しているので、なるべく大腿四頭筋を緊張させないように膝を曲げて歩くのは辞めた方が症状の改善につながります。
なぜ、全体的に動きがゆっくり動いているとダメなのか?
例えば、あなたが100歳のおじいさんの付き添いで近所のコンビニまで買い物へ行くのと自分だけでコンビニへ歩いていくのではどちらが楽でしょうか?
きっと自分一人の方が楽だと考えたことでしょう。
そうです。ゆっくり歩くということはしんどいのです。
なのでしんどいスローペースは中止してしんどくない普通のスピードで歩くようにしましょう
なぜ、腰周りの動きが固く骨盤が動いていないとダメなのか?
人間は歩行の際に骨盤が前後左右に傾くことで自然な股関節の動きを行っています。
ですが、痛みに対して恐怖心が有る方は歩行の際に骨盤周りに力が入り力んだ形になってしまうので通常よりも筋肉に負荷のかかる歩き方になってしまいます。
一度の歩行では差しさわりのないような多少の負荷も積み重なると身体の動きに対して重大なストレスになりますので、骨盤周りの力を抜いて全体的に楽に歩くことを意識しましょう。
友達からの噂を聞いて来院されたとのこと
今回の患者様は地元の知人が整体院に行って歩けるようになったという噂を聞いてその整体院を探していたとの事です。
知り合いを通じて、知人が通っている整体院がすずたつ整体院だということがわかり連絡をいただきました。
問診後の歩行をご覧ください
今回の患者様も来院したばかりのころは治療家に治してもらおうという他人任せの考え方ですが、私との問診の中で自分自身で治すということの本質について話をすると考え方が変わり一気に症状が改善しました。
T&S宇都宮整体院では、今までの症状の改善しない考え方を捨ててもらい。
なぜ、現在にいたってしまったのか?という原因について徹底的に深堀をしていきます。
その原因を患者様自身が見つけることで患者様は無意識のうちに行っている日常生活のマイナスの動作を意識して注意することが出来るようになり、結果としてマイナスな要素がなくなるので結果が変わってきます。
考え方が変わると行動が変わります。
行動が変わると結果が変わります。
ですが、患者様の中には自分自身の間違った行動など自分自身の悪い考えや悪い行動は認めずに結果の改善のみを求めてくる方もいらっしゃいます。
そのような患者様に対しては自分自身の考え方と行動を変えないと結果は変わらないと問診の中で伝えています。
あなたも、一度自分自身に原因はないのか?と考えてみてください。
自分自身の原因の部分がわからないと日常生活で気を付けようがないので、症状を改善することは難しくなります。
もしあなたが、本気で膝の痛み(変形性膝関節症)を改善したいとお考えてであれば、下記のURLから当院の膝痛専門のページへお進みください。
https://suzutatsu-seitai.com/symptom_menu/%e8%86%9d%e3%81%ae%e7%97%9b%e3%81%bf